(C) e. e. cummings
Unknown title
e. e. cummings
あなたの
ほんのちょっとしたまなざしが
たやすく私を開いてくれる
たとえ私が
自分を拳のように閉じていても
あなたはいつでも私を開いてくれる
春が
(たくみに神秘的に働きかけて)
その年の
最初のばらを咲かせる時のように
私の心の花びらを
ひとひら ひとひら ほどいてくれる